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病院で働きたい管理栄養士さんの中には、今からしておいた方が良いことを知りたい方もいるはずです。
・急性期病院勤務の現役管理栄養士
・病院管理栄養士歴10年
・2人の子育てママ
・転職経験あり
本記事では病院管理栄養士に求められるものを解説した上で、やっておいた方が良いこと・やらなくていいことをご紹介します。
病院管理栄養士になりたい人の「イマ」やるべきことが見えてきます。

特に病院勤務経験がない方に向けてご紹介。
働きかたや給料など病院管理栄養士の基本的な情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
病院管理栄養士に求められること

患者様が病院に求めていることは「病気を治すこと・今の状態をよくすること」です。
管理栄養士は患者様の栄養管理をすることで治療効果を高めることができます。
それが病気を治すことに繋がります。
病院管理栄養士に求められることは、栄養管理をして治療効果を高めること。
栄養管理をすることで、全身状態(骨格筋)の維持・向上することができます。
病院管理栄養士にしかできないこと

管理栄養士にしかできないこと、それは栄養を「食事に落とし込める」ということです。
必要な栄養量の計算だけなら医師でも看護師でも薬剤師でもできます。
管理栄養士の腕の見せ所は、その栄養計算した数字を食事に再現できるところ。
例えば…
慢性閉塞性肺疾患(以下COPD)の患者様に対して、「高エネルギー高脂質の食事を」と医師が指示。
その指示で、体格や検査値、活動量などから実際の必要エネルギーやたんぱく質、脂質量を計算して導き出すのは栄養学に少し知識のあるスタッフであればできます。
導き出した栄養量に見合った食事を約束食事箋の中から当てはめるだけでは足りない!

管理栄養士は食べる状況まで考えなくてはならないよ。
更に患者様の状態を確認した上でベストな食事内容を考えていく。
患者様:呼吸が苦しくて長く息が続かない、食事の時に息切れする
→少量で高栄養の食事?
→1食分を食べきれないなら分割食が必要?
COPDだから「この食事」ではなく、患者様によっても状態によっても食事内容は変わります。
『この疾患=この食事』ではない。
管理栄養士が栄養所見をとり、あらゆる面を考慮して治療食の提案をするべき。
管理栄養士は食や栄養のスペシャリストでいなくてはなりません。
病院管理栄養士になる前にやっておくべきこと

食や栄養のスペシャリストになるためには、その基礎を作っていく必要があります。
そのことを踏まえて、病院管理栄養士になる前にやっておくべきことは次の通りです。
自分の強みを把握する

自分の強みを知っておくことはとても大事です。
就職活動や転職活動の履歴書作成や面接だけでなく、仕事上でも生かされます。
病院管理栄養士にも様々な業務があります。
自分の強み・キャラクターを把握
→それに合った仕事ができれば、より楽しく仕事に取り組むことが◎
自分の強みを知る方法は次の通りです。
手軽にできる自己分析のツールとして、転職アプリ「ミイダス」があります。
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「食」の経験を積む・情報収集する

食に対して経験を積むということは大きな糧になります。
献立作成につながったり、患者様との会話のヒントになったりします。
具体的には次のようなことです。
患者様へ具体的な食事の提案ができたほうが、説得力が増し実践してもらいやすい。
説明するにも経験談があったほうがより身近に感じてもらえます。
例えば次の紹介するものを、いくつか試しに利用してみることも経験・情報収集になります。
外来や退院する患者様に対しての栄養指導では宅配弁当をオススメすることがあります。

宅配弁当を利用するときは、注文方法・味付け・量・見た目なども一緒にチェック。
病院管理栄養士として、常に食に対してアンテナを張る必要があります。
体型を維持する

体型の維持、標準体重をキープするというのは管理栄養士として必須です。
自分の体型を維持できてない人に、栄養のことをアレコレ言われても正直響かないです。自分ができていないことを他人にには押し付けられません。
スリムにする必要はありませんが、健康でいられる体型ではいたいものです。

体型は面接でも見られるところ。
健康でいる

病院管理栄養士は力仕事ではありませんが、体力は必要です。
体が資本になってきます。

しっかり食べて・寝て・動くこと。
精神的にリラックスできるようにするとこも必要です。
病院管理栄養士になる前にやらなくていいこと

逆に病院管理栄養士になる前に、やらなくていいことです。
臨床の勉強をする

臨床の勉強はやらなくて良いです。
病院管理栄養士になってからでも出来ます。
教科書の最初のページから読み込むよりも、症例と照らし合わせながら紐づけて勉強した方が身に付きます。
効率よく時間を使うためにも、現時点では手をつけなくて大丈夫です。
病院管理栄養士になってからの勉強について詳細に知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
民間の資格取得する
民間の資格であれば取得しなくてよいです。
フードスペシャリストなどの資格はあまり重宝されません。
収入面にもプラスにならない、面接でも重視されないところです。
病院管理栄養士に役立つ資格は次の通りです。
学会認定のものは経験年数が必要です。
病院経験がある人は資格取得が応募する上で有利になりますが、未経験者だとそもそも資格受験できません。
まとめ:管理栄養士として食に目を向ける

病院勤務希望ですと、どうしても臨床や医療に意識が向けられがちです。
ですが本当に重要なことは、根本にある「食」に目を向けることです。
今やっておくべきことはその土台作りであるといえます。
病院管理栄養士に向いている人・向いていない人、適性を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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病院管理栄養士の基本情報は、こちらの記事でまとめています。
≫【病院管理栄養士の基本】就職・転職前に知りたい情報を完全解説
詳しい転職の進め方は、こちらの記事で解説しています。
≫【病院管理栄養士の転職進め方を解説】転職を成功さえて豊かな人生を送ろう!
詳しい就職の進め方は、こちらの記事で解説しています。
≫病院管理栄養士の就職活動|就活の進め方と心構え【2023/2024年卒】
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